【チームリーチ率、リーチ時アガリ率】リーチ率は麻雀格闘俱楽部、リーチ時アガリ率はサクラナイツが首位!リーチ時の待ち種類割合データも抽出!【データから見るMリーグ #19】

Mリーグ2020レギュラーシーズンが3月12日に閉幕。麻雀ウォッチではレギュラーシーズンの各種データを公開します!

3シーズン合計のリーチ率、リーチ時アガリ率

今回は3シーズン分のアガリ率、アガリ率×平均打点を下記にまとめた。

レギュラーシーズントータルリーチ率ランキング
順位 チーム名 リーチ率 トータルポイント
1 麻雀格闘倶楽部 24.62% 65.7
2 雷電 22.58% ▲518.1
3 Pirates 21.50% ▲565.8
4 ドリブンズ 21.39% ▲288.2
5 フェニックス 21.14% ▲71.3
6 ABEMAS 20.74% 1113.2
7 サクラナイツ 19.82% 545.7
8 風林火山 18.84% ▲301.2

リーチ率は麻雀格闘俱楽部が圧倒的な24.62%という数字で首位。以下雷電、Pirates、ドリブンズと続く。リーチ率上位のチームはレギュラーシーズンではやや苦戦していることがトータルスコアで確認できる。安定感が持ち味のABEMAS、サクラナイツ、風林火山はリーチ率は低めという結果となった。続いてリーチ時アガリ率を確認する。

レギュラーシーズントータルリーチ時アガリ率ランキング
順位 チーム名 リーチ時アガリ率 トータルポイント
1 サクラナイツ 51.03% 545.7
2 ABEMAS 50.69% 1113.2
3 風林火山 49.66% ▲301.2
4 雷電 49.30% ▲518.1
5 麻雀格闘倶楽部 47.23% 65.7
6 Pirates 46.18% ▲565.8
7 ドリブンズ 46.12% ▲288.2
8 フェニックス 45.45% ▲71.3

リーチ時アガリ率は上記結果に。トータルスコアでプラスしているサクラナイツ、ABEMASが50%を越える数値となった。こちらの値の方が素点やトータルポイントのプラスに直結する値と言えるだろう。

参考:リーチ関連データ調査

上記はリーチの待ち割合、リーチタイミング、リーチ一発和了のデータ。サクラナイツは2シーズンのみのデータなので回数は少なくなるが、率に直すとほぼ平均的なデータに見て取れる。特徴的なのはPiratesで、待ちの1種類率が1位で2種類率が最下位であること、先制リーチ率が高い事などが特徴的となっている。

一発率ではPiratesが唯一6%代とかなり苦戦している。1種待ち率が多いのが理由の一つとは言えそうだが、先制リーチも多いことから一発目は相手が受けに回っていることも要因の一つだろう。しかし一発ツモに恵まれないのは不運な点の一つと言えそうだ。

逆に追いかけ立直の割合が一番高い雷電が一発和了率1位となった。これは相手が先制リーチを既にかけている割合が多く、聴牌同士の競り合いを制している場面が多いということが言える。

リーチ関連データに関しては
・リーチ率自体より、リーチ成功率が成績に直結しやすい
・一発和了率は、追いかけ立直割合と比例しやすい
・Piratesが先制率、1種待ち率共に1位でチームカラーの特色が出ている

といった部分がチーム比較では感じられた。次回は選手個別の数値を抽出して特に特徴的な選手は誰かを探っていく。

※データはすべて2021年3月12日終了時点。全レギュラーシーズンのデータ

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