【Mリーグ】赤坂ドリブンズインタビュー「チームカラー上、結果を残さないとしょうがない。どのチームよりも先に二冠を達成するのは『絶対にドリブンズだ』という気持ちで臨む」

2022年4月26日に最終日を迎えたMリーグ2021－22シーズン。最高位戦日本プロ麻雀協会の園田賢（@sonodaken）、村上淳（@zunzuntantan）、鈴木たろう（@SuzukiTaro_npm）、丸山奏子（@pinpin_maruko）のチーム「赤坂ドリブンズ（@AkasakaDrivens）」は、開幕時に「どこよりも早く二度目の優勝をすること」をテーマとして臨んだが、結果は▲263.8ポイントでレギュラーシーズン敗退と悔しい結果に終わった。

ファイナルが行われたその日、全チームに取材が行われた。

感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。

赤坂ドリブンズ

──今シーズンの振り返りをお願いします

たろう「今季は一時3位くらいまで行きましたが、その後は思った以上にポイントが伸びず落ち込んでしまいました。ドリブンズのチームカラー上、結果を残さないとしょうがないので、来季は修正していきたいです」

「ファイナルを見ていても、そこにドリブンズがいない悔しさがあるので、来季こそは必ず、セミファイナル、ファイナルにいきたいと思います。どのチームよりも先に二冠するのは『絶対にドリブンズだ』という気持ちが強いです」

園田「どうしても勝負どころで捲られてしまうとか、手が入らないっていう気はしますね……」

「僕の試合後のインタビューが話題になりましたが、麻雀に対して僕はすごいドライに考えていて、正しくないことは余り言いたくないんですよね。麻雀において『必ず勝ちます』なんて言うのは嘘じゃん、と思ってしまうし、麻雀って運の要素があって、相手がミスをしたのにトップとることもある、っていうゲームなんです。僕が弱かったから負けたわけではなく、この1対3のめくり合いに負けたから結果試合に負けた、ということをインタビューで喋りたいんですけど、そういうのってあんまりエンタメ向きじゃないなとは思っていました。でもじゃあどうするかってなったときに、麻雀のことをたくさん話すことしかできることはないなと思い、結果あんな感じになりました(笑)」

丸山「1年目、2年目とマイナスで終えてしまったので、今シーズン開幕前に立てた自分の目標がプラスを持ち帰るということでした。そこは達成できたので嬉しい部分ではあります。でも、セミファイナル、ファイナルを見ていて、そこにドリブンズがいないことが寂しくて悔しい思いでいっぱいでした。来季こそはファイナルにいきたいです」

「今シーズンは気持ちの面で、試合が楽しみだなって思いが強かったです。毎試合トップとるぞ！って前向きに捉えられたのは、今までと大きく違う点ですね。麻雀の内容も、以前見えてなかった部分、気付けなかった部分が今は見える、気付ける、ということが増えたので、自信につながっています」

村上「とにかく悔しい1年でした。最初7試合ぐらいで400以上負けてしまって……。このマイナスが祟って、セミファイナルにいけないのは嫌だなって思ったらその通りになってしまいました。とにかく悔しくて情けなくて、ファンの方にもチームメイトにも関係者にも『本当にすみません』という1年でした」

「たぶんMVPとりますぐらいのことを開幕前に言ってしまったが故に、いきなり4回飛んだのかなと……。そういった傲慢な発言は良くないと思うんですけど、それくらいやらないとドリブンズって、勝つこと、麻雀の内容がファンサービスなので、勝つしかないと思っています。死ぬほど勝ちたいです」

越山監督「今季は残念な結果でしたが、ただ、やるべき努力をせずにとか、発揮できるはずの能力が発揮できなくて負けたとも思えない。とはいえ麻雀のゲーム性みたいなところに逃げていいのか？というのはジレンマとしてあるし……。麻雀って難しいなと改めて気付かされたシーズンでした。」

「来季も基本的にこの4人で迎えると思っています。今季届かなかった優勝という結果に、来季は届くといいなと思います」

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開幕前インタビュー

昨シーズン閉幕時インタビュー