【Mリーグ】高打点を決めるための「らしい」選択、鈴木たろうのフリテンリーチ判断に注目!【12月4週目注目の選択】

10月4日に開幕となったMリーグ2021シーズン、12第4週の月、火、木、金の試合終えを各チーム48試合を消化した。

当記事では12月20日の鈴木たろう選手の選択を振り返る。

話題となった選択!12月20日第1試合のたろうの高打点への鋭い嗅覚が実ったフリテン立直一発ツモ!

ここでは先週の対局から話題になった選択を紹介する。

12月20日(月)第1試合 南2局 たろう選手の聴牌外しの判断が光ったフリテン立直一発ツモ!

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12月20日 第1試合メンバー ©ABEMA
南2局 たろうの手牌 ©Mリーグ機構

局は南2局。堀選手がややリードしている展開。

堀選手が自風の[東]、オタ風の[西]を仕掛けて手出し[発]、ツモ切り[一]とマンズが余ってきました。マンズのホンイツの聴牌か、テンパイに限りなく近い状況と見られる。ドラの[白]も見えておらず、かなりの威圧感のある仕掛けとなっている。

そんな中で赤1の嵌張聴牌となった。[⑥]は場に1枚。[⑧]は自分から3枚見えだが、[⑤]は自身で持つ1枚しか見えていない状況。[⑥]が良い待ちとは決められない状況に感じられる。

ここで堀選手がアガリを決めるとかなりトップを決められそうな状況。ここで勝負してアガリきるのも価値は大きいが、放銃すると一気に一人沈みの4着目となってしまう場面。[⑧]引きもレアケースということで、索子の4連形を活かしてたろう選手は打[⑦]の聴牌取らずとした。

しかし次巡に引いたのはまさかの[⑥]でアガリ逃しの恰好に。しかしここでフリテン立直を敢行。フリテンであっても[⑥]よりは[④][⑦]待ちは信頼できること、平和の打点向上があったことなどが要素として存在する。相手は親の聴牌可能性の高いホンイツだが、貪欲にトップを狙うたろう選手の姿勢が見て取れた。

フリテン立直の結果は一発ツモ裏1の跳満! ©ABEMA

堀選手にドラの[白]を押され、石橋選手の追いかけ立直も受けたが一発ツモ裏1の跳満で大きな結果を出すことに成功した。

リスクリターンの判断が難しい状況だが、「裏目を活かした選択」もしっかりしていくことが大きな成果を得るために大切な要素と言えるだろう。

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