【Mリーグ】TEAM RAIDEN / 雷電インタビュー「今季のテーマは『雷電ORIGIN』。自分たちがなぜ、麻雀プロになったのか、Mリーグで戦いたいと思ったのか、原点に帰って今シーズンに臨む」
日本プロ麻雀連盟の萩原聖人(インスタグラム:@hagiwaramasato_ml)、瀬戸熊直樹(@setokumanaoki)、黒沢咲(@kurosawasaki)、今年から新たに加入した本田朋広(@104307)のチーム「TEAM RAIDEN / 雷電(@RaidenTeam)」。
初年度からファイナル進出を果たしていない唯一のチームである雷電は悔しさを抱え、昨シーズンについて萩原は『なかったことにしたい1年だった』とも語った。
新戦力の本田朋広を加え、今年こそファイナル進出、頂点に登り詰めたい。
2021年10月4日、Mリーグ2021シーズンの開幕式が行われたその日、全チームに取材が行われた。本記事ではTEAM RAIDEN / 雷電のインタビューを掲載する。
感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。
TEAM RAIDEN / 雷電インタビュー
──開幕式を終えた心境は?
瀬戸熊「4年目なのであまり高揚感はないと思っていたんですけれども、実際に開幕式にでて、今季こそ頑張ろうと思いが沸き上がってきました。チームとしてはファイナルに進出できていないので、是が非でもファイナル進出を果たし、来年はうちのチームがシャーレを返還したいなと思いました 」
──今季のテーマ「雷電ORIGIN(オリジン)」について
萩原「自分たちがなぜ、麻雀プロになったのか、なぜMリーグで戦いたいと思ったのか、原点に帰って今シーズンに臨みたいと思い、『雷電ORIGIN』をテーマました。やっぱり面白くなければ人には伝わらないということを再認識したいという気持ちがあります。我々が成し遂げられていないのはファイナル進出、優勝ですが、そこを目指すための原点を忘れて勝っても意味がないと思うので、その気持ちを忘れずにいたいと思います 」
黒沢「セミファイナルで敗退してから、長い間Mリーグら離れていたので、すごく楽しみな気持ちはあったんですけれども、開幕式でライバルたちを目の当たりにして、自分のテンションが何段階も上がったように感じました。今シーズン『雷電ORIGIN』がテーマですが、原点に帰るということと、私自身の麻雀を追求することを意識しながら戦いたいと思います」
──初めての開幕式の感想は?
本田「凄く緊張して、ステージに上がった時は足が震えていました(笑)なので今日は出番がなくて良かったかなと思います(笑)。開幕式に出て、他のチームの選手も、 普段は麻雀を一緒に勉強したり、教えていただいたりする仲間ばかりですが、チームとして必ず勝ちたいっていう気持ちが強くなりました」
高柳監督「今までやってきた雷電のやり方を、改めて原点に戻ってやっていければと思っています。本田選手も加入し、初の4人体制となりますが、だからといって特に戦術等を変えることなく、雷電らしい麻雀で戦っていきたいなと思います」
──萩原選手から見た本田選手の麻雀は?
萩原「本田選手の麻雀は素直で高尚です。決して奇をてらったりするのではなく、彼の性格もそうなんですが、本当に素直なんです。一緒に楽しく真剣に戦っていけたらいいなと思います。」
──新旧2種類のユニフォーム着用について
高柳監督「元々そんなに変えなくてもいいと思ってはいたのですが、Mリーグ機構から、ユニフォームは毎年ワンポイントでもできれば変えてほしいという要請があるんですね。そこで、新たなものをデザインしました。前のユニフォームを着てはないいけないという決まりはないので、雷電は2パターンを持って、選手が自由に選んで着ていくことにしました。登板までどちらのユニフォームを着てくるかわからないので、そこも楽しみの一つにしてもらえたらいいなと思います」
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