【Mリーグ】U-NEXT Piratesインタビュー「ミスを減らし、もっとちゃんと勝ちにいく」
2021年5月18日にファイナルシリーズを終えたMリーグ。麻将連合の小林剛(@supatechi)、最高位戦日本プロ麻雀協会の朝倉康心(@asakurapinpin)、石橋伸洋(@rate1484)、瑞原明奈(@akn19mj)の4名のチーム「U-NEXT Pirates(@unext_pirates)」は昨シーズン厳しいと思われたところから逆転優勝し、勢いそのままに今シーズンも、と臨んだが、レギュラーシーズンで敗退。
ファイナルが行われたその日、全チームに取材が行われた。
感染予防のため、取材中は選手、取材陣ともにマスク必着。写真撮影時のみ、選手はマスクを外している。
U-NEXT Piratesインタビュー
──今シーズンの振り返りをお願いします
小林「個人的にはかなり良い偶然に恵まれたこともあって、成績はそこそこ良かったんですけど、個人としてもっとポイントを伸ばせたと思うし、チームとしてももっとポイントを伸ばして勝ち上がるチャンスはあったんじゃないかなと思います。優勝チームとして今シーズンに臨みましたが、敗退という結果になってしまって残念です。色々な期待を裏切ってしまったとも思うので、4人とももっとちゃんと勝たないといけないと思いました」
朝倉「去年優勝したにも関わらず、レギュラーシーズン敗退というとても残念な結果に終わってしまいました。個人としては、自分のマイナスポイントが敗退の原因として一番大きかったのではないかなと思います」
石橋「僕は3シーズン目なんですけど、個人でも成績を残すことができず、非常に悔しいです。Piratesの麻雀って、8チームの中ではトップが非常に少ないけど、予選は突破しやすい打ち方で、僕らはそれがベストだと思ってるんですけど、それでも結果が残せなかったのは残念です。打ち方を大きく変えるかはわからないんですけど、何かしら考えていかないといけないなとは思います」
瑞原「個人的に目標としていたことが達成できず、結果としては、課題が多く残った一年だったなと思います。起用回数も多く、終盤の重要な試合にも起用していただいたのですが、結果が出せなかったので、改善点を見つけて、もっと強くならなきゃって思います」
──瑞原さんはソニー損保さんのCMでも話題になりましたね
瑞原「どんな形でも話題になったり盛り上がったりするのは、とてもありがたいことだと思っているので、話題になったことは嬉しく思っています」
──もっと勝つ麻雀と、トップは少ないけれども予選が突破しやすい麻雀には何かしらのギャップがあるかと思いますが、その埋め方についての具体策はありますか
小林「大きく打ち方などは変える必要はないとは思うんですけど、ただ、4人とも小さなミスがたくさんあったので、それさえ減らせれば戦い方はほぼこのままでいいとは思います」
──今シーズンの振り返りと来シーズンの戦い方について、木下監督お願いします
木下監督「今シーズンは最終8戦を残し、チーム順位は一時5位まであげることができて、監督としては選手の采配がメインなんですけれども、そこから6連敗ということで、自分としてもそこでできることはなかったかと、今でも思い出します。最後の一歩が遠かったという印象です。来シーズンは中盤まで各選手1試合ずつ、毎週打つ中で、選手なりにリズムをもって、調子を上げてもらいたいなと。そのなかで調子が悪いと自分の選択が正しいのかと悩むシーンも出てくるとは思いますが、監督としては、常に自分の打牌に自信をもってくれればと思います」
──来シーズンに向けての意気込みをお願いします
小林「今季は皆さんの期待を裏切ってしまいましたが、来季はまた復活しているところを見せたいと思います」
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